異世界[恋愛]
通訳の令嬢が消えた朝、国境交渉は白紙に戻った
「愛想はいいが、政治向きではない」——婚約者オズワルドは、伯爵令嬢セシリアをそう評して交渉の場から遠ざけ続けた。しかし彼が自らの手柄として発表してきた条約文書は、すべて彼女が夜を徹して書き上げたものだった。
ある日、決定的な侮辱を受けたセシリアは、隣国の外交官リアム・ダーシャからの正式な招聘に応じ、荷物ひとつで国境を越える。
残された辺境伯家では、彼女にしか書けなかった交渉文書が誰にも起草できず、隣国との関税折衝は瞬く間に停滞する。気づいたときには、セシリアはすでに隣国で、自分の名前を持つ交渉人として迎えられていた。
誰かの手柄として消費され続けてきた言葉が、初めて自分自身のものになる——静かな決別と、尊厳を取り戻す恋の物語。
AI直接使用 / 婚約破棄 / ざまぁ / 静かな不在 / 外交官 / 年上ヒーロー / 異世界 / 尊厳回復 / 静かな決別
全8話完結
2026/07/05 12:19更新
22,491字 (2811.4字/話) 39%
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最終取得日時:2026/08/28 12:09
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