ヒューマンドラマ[文芸]

俺とキュウリ娘の既定路線

 高二の春休み。ジイちゃんが失踪した。一晩探しても見つからず、方々に連絡をしたが意味はなく、捜索願いを出したが見つからず……。

 毎日横断歩道に立って、にこにこと小学生を見守りつつ、くだらないことを言って子供達を笑わしていたジイちゃんは、ある日突然、煙のように消えてしまった。

 三年後。いきなり見知らぬ女の子が現れた。軽くて細くて寸胴幼児体型だからキュウリ娘。我ながら天才的な名付けだ。怒られた。怒ったキュウリ娘に脳天チョップを食らった。

 何故かそのチョップはジイちゃんのチョップの仕方に似ていた。

 何で?

古典恋愛 / ラブコメ / 近未来 / タイムマシン / 恋愛 / 祖父 / 孫 / コメディー / 短編
短編 2018/03/27 00:17更新
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最終取得日時:2024/03/28 02:58
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