ドクトルさんの最強白魔法
※※書籍化決定!!※※
2026年9月8日にブシロードノベル様より出版予定です!
ある日、笹岡健人はクラスごと異世界へと召喚された。
異世界転移ともなれば冒険やチートなど期待するものだが、この世界は想像とはまるで違っていた。現在、人類軍と魔王軍による戦争の真っ只中であり、召喚者はただ単に兵力を欲していただけなのだ。
召喚されてから一ヶ月ほど戦いの訓練させられた健人は、人類軍の陣地である砦の防衛作戦に参加することになる。しかしクラスメイトが次々と殺されていくのを目の当たりにして、健人は戦場から逃亡した。
近くの森に逃げ込み事なきを得たのだが、今度は森の魔獣に襲われてしまう。
抵抗も虚しく、腕と腹を食い千切られた健人。生きることを諦めたものの、意識が途切れる寸前に誰かの声を耳にした。
次に健人が目を覚ましたのはログハウスの一室、ベッドの上だった。
そこで自らをドクトルと名乗る少女と出会う。彼女はどんな傷や病気も癒せる凄腕の白魔導士らしく、昨夜健人を助けたのも彼女だった。
脱走兵となった健人には行く当てもなく、森の中で一人で住んでいるドクトルの家に居候させてもらうことになった。
そこから始まる少年と少女の共同生活。健人は家事を手伝ったり、一緒に街へ買い物に行ったり、ドクトルの知り合いであるカーシャという魔女の元へ訪問したりと、徐々に仲を深めていく。
だが、それも長くは続かなかった。健人を指揮していた兵士長が彼を人質に取り、元の世界へ帰してやる条件と引き換えに、ドクトルに戦場へ出ろと持ち掛けたのである。健人のためと、ドクトルは取り引きを承諾した。
そしてドクトルは兵士長に命令されるがまま、戦場に出て戦うことになるのだが――。
最強の白魔導士と平凡な高校生が送る異世界ボーイミーツガール!
※この作品はカクヨムにも掲載されています。
※日常集はすべて本編後のお話です。
195,128字 (4645.9字/話) 45%