ヒューマンドラマ[文芸]

虐げられた庶子の私が現状の不満をぶつけたら父は○○、王太子は求婚者になった

踊り子の娘を蔑んだ翌朝、ジベティヌス公爵一家は一人を残して皆殺しになった。
生き残ったのは件の踊り子の娘。庶子である三女フローラ。
彼女はことの元凶となった父親という名のクズに一目会いたかった。会って文句を言いたかった。
なぜ自分が半分とはいえ血の繋がった異母姉たちに蔑まれなければならないのか、溜まった不満をぶつけた。
「わたくしを下賤の血をひくと蔑みますが、そもそも殿方がもよおさねばこんな事態にならないのではなくて?」
愛する女の産んだ愛娘の本心を知った公爵は激昂し、愛刀を振るう。

事件後、生き残ったフローラと会った王太子は彼女の美しさに心奪われ、空いた婚約者の座に据えようと思いつく。
だが彼女を「王太子」の妃に出来ない理由が発覚した。おぞましい公爵家内での虐待を……

それでも王太子は彼女を手に入れたかったが、フローラ自身は……
「考えて、ヤン! 撤収するわよっ」



※冒頭、殺人の模様があります。サスペンスです。残酷描写があります。苦手な人はブラバ推奨。
※途中にもムナクソ事件が発覚します。この時点でブラバするとムナクソなままですが終盤まで読むと納得するかと。
※設定はゆるんゆるん
※現実世界に似たような状況がありますが、拙作の中では忠実な再現はしていません。なんちゃって異世界だとご了承ください。

※このお話はアルファポリスにも投稿してます。
※誤字報告助かります、ありがとうございます!

R15 / 残酷な描写あり / サスペンス / 異世界愛憎劇 / ダーク / 復讐譚? / 殺人事件 / 恋愛要素あり / 庶子という立場 / 異母姉に虐げられる / 王太子の恋 / 愛人要請 / ハッピーエンド? / SQEXノベル大賞
全13話完結 2022/02/12 07:00更新
37,866字 (2912.8字/話) 33%
日間P
-
総合P
8,752
ブクマ
724
平均評価
8.74
感想数
21
レビュー
0
評価頻度
115.47%
評価P
7,304
評価者数
836
週間読者
135
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/02 01:03
※googleにインデックスされているページのみが対象です