ハイファンタジー[ファンタジー]
悪魔はいません。戦争のあと、眠れない夜が残ったのです ~前世精神保健福祉士の私は、「悪魔憑き」とされた帰還兵を自分の部屋へつなぎます~
国境戦争から戻った兵士エーミルは、夜に叫ぶという理由で「悪魔憑き」と呼ばれ、王都郊外の収容棟に閉じ込められていた。
除霊判定は三度とも陰性。それでも王国は、三十日間一度も叫ばないこと、家族が全責任を負うこと、元の仕事へ完全復帰することを帰還の条件にしている。
前世が精神保健福祉士だった下級官吏イリスは、戦場で何があったのかを無理に聞く代わりに、白い紙を一枚差し出した。
「ここを出たあと、どこで朝を迎えたいですか」
住まい、短時間の仕事、医官、姉との無理のない距離、苦しい夜の連絡先。
治癒魔法だけでは整えられなかった暮らしをつないだ二人は、「二度と困らない保証」を求める帰還審査会へ臨む。
これは、症状が消えたから帰れるようになる物語ではない。
困る夜があっても、自分の鍵で次の朝を迎えられるようになる物語だ。
異世界転生 / 女主人公 / 職業もの / 精神保健福祉士 / 帰還兵 / 戦争の後 / 福祉 / 地域生活支援 / お仕事 / 治癒魔法 / 悪魔憑き / 本人の選択 / 生活再建 / ヒューマンドラマ / シリアス / ハッピーエンド
短編
2026/07/31 18:00更新
13,772字 38%
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最終取得日時:2026/09/17 12:08
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