現実世界[恋愛]
幼馴染が大好きだった女の子がツンデレが過ぎて他の女の子と幼馴染が付き合わせてしまい、キスする瞬間まで見届け絶望するだけのお話
私には好きなやつがいる。
そいつの名前は三田川勇気《みたがわゆうき》。ユウキって私は呼んでるけど、私はユウキのことがずっと前から好きだった。
記憶に残っている限りでは、多分幼稚園の頃には既にユウキのことを意識していたと思う。
昔の私は引っ込み思案で臆病な性格をしており、よくユウキに庇ってもらっていたのだ。
それから10年以上の時が流れて私とユウキは高校生になり、私はかつての臆病だった性格を改善することが出来ていた。
胸を張って歩くことだって出来るし、外見にだって気を遣ってる。
そのおかげか、友達だって何人も出来ていた。男子に告白だって何度も告白されてるくらい、私は変われたのだ。
勿論ユウキ以外の男子と付き合うつもりは一切ないから、丁重にお断りさせてもらっているけど。
とにかく、もう気弱だったあの頃の私はどこにもいない。
自信をもって変わることが出来たと言えるし、あとはもうユウキに告白し、付き合うだけだ。
そのはず、だったんだけど……。
残酷な描写あり / シリアス / 女主人公 / 学園 / バッドエンド / 青春 / 幼馴染 / ツンデレ / WSS / 失恋 / 絶望
短編
2024/12/31 07:30更新
7,162字 25%
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最終取得日時:2025/07/11 12:16
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