異世界[恋愛]

「子守唄なんて歌ってないで働きなさい」と追放された令嬢——彼女がいなくなった孤児院で、子供たちが夜ごと叫び始めた

「お話を読むだけの女に給金を払う余裕はない」——王都孤児院の語り部を務めていたイレーナ伯爵令嬢は、新任院長にそう告げられて追放された。
三年間、毎晩三十二人の子供に物語を読み聞かせた。同じ話は一度もしなかった。火を怖がるトーマには「竜が友達になる話」を。母の記憶がないリリには「星になったお母さんが見守る話」を。一人ひとりの心の傷に合わせた、イレーナだけの物語。
追放から三日後、子供たちが眠れなくなった。一ヶ月後、三人が脱走し、五人が口をきかなくなった。
辺境の図書館で読み聞かせを始めたイレーナのもとに、孤児院の子供が一人、二百キロの道を歩いてきた。

異世界転生 / 婚約破棄 / ざまぁ / 令嬢 / 読み聞かせ / 孤児院 / 追放 / 物語 / もう遅い / 因果応報 / 溺愛 / 子供 / 癒し / 裏方
短編 2026/04/30 19:00更新
10,739字 32%
日間P
2
総合P
430
ブクマ
15
平均評価
8.33
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
320%
評価P
400
評価者数
48
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/09/06 12:14
※googleにインデックスされているページのみが対象です