陰キャ女子高生が脱ボッチ目指して人気ダンジョン配信者になろうと思ってたら人気になる前に強くなっちゃったし、クラスのギャルを助けたら何故かカップルチャンネルをやりながらダンジョン配信する事になりました
高校に入学し早々クラスに馴染めず、ぼっち生活を送る主人公『仁堂若菜』は、今流行りのダンジョン配信で人気者になれば自然と友達ができると考え、ダンジョン配信者『ワカナ』として、配信を始めた。
しかし、家族以外に会話する相手がいない彼女に喋る能力などあるはずも無く、一向に配信者としての評価は伸びないまま、ダンジョンを攻略する能力だけが磨かれていった。
「登録者全然伸びないのに、能力だけがムキムキになっていく……なんでぇ……」
そう呟きながら、常に安定して同時接続一桁を叩き出す彼女の元に、魔物の雄叫びが響いてきた。
「これ、撮れ高かも……! 今のがボスの声だったらお宝があるし……手に入れたらバズって、そしたらお友達ができて……ふへへ」
そして、そんな下心を胸に走り出したワカナの視界に映った景色は、彼女が(一方的に)恐れている存在である同じクラスの金髪ギャル『奈良咲明日香』が、泣いている子供を背後に庇いながら巨大な魔物に襲われかけている景色であった。
「……助けなきゃ!」
その瞬間ワカナの体は、普段は絶対に避けて通るはずの陽キャを前にしてなお、無意識に動いた。
そして、巨大な魔物を背後から突き刺し一撃で絶命させると、助けられたギャルは驚きながらも声を上げる。
「ありがとうございま……って、仁堂……さん?」
「……!! しししつ、失礼します!!!」
そうして、陽キャのギャルと会話しているという現状の恐怖に当てられたワカナは、陰の者の本能がままに逃げ出した。
しかし、助けたギャルの背後に浮かぶ配信カメラは、彼女の顔をしっかりと捉えていた。
そして翌日、仁堂若菜は学校にて彼女に声をかけられる。
「仁堂さん……いや、若菜ちゃん! アタシとカップルチャンネルやって! お願い!」
「……はい?」
「やった! 『はい』って事は良いんだよね! これからカノジョとして、よろしくね!」
「…………へ?」
そうして、根暗のオタクちゃんと光のギャルによる異色のカップルチャンネルが突如として爆誕。
そして、そんな二人によるダンジョン配信が始まる事となった。
※ハーレム要素あり。
※1日2話更新、毎日18時20分と30分に更新予定です。
※カクヨムにて先行配信しています。(カクヨムでは完結済み)
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