現実世界[恋愛]

産まれたばかりのAI少女を預かることになったんだけど、彼女はロリババアで寂しがり屋

 2030年7月。最高気温35℃を超す異常な気温が当たり前になった少し未来の日本のある朝。
 京友大学(けいゆうだいがく)大学院博士後期課程の学生、坂巻明彦(さかまきあきひこ)は指導教員の
 芝原郁夫(しばはらいくお)教授に呼び出されていた。研究に関連して相談があるというのだ。

 詳しいことは当日にとやけに口が重い教授の態度を不審に思いつつも教員部屋を訪れた明彦を待っていたのは、
 3Dアニメ美少女のアバター。

「先生。その舞花というキャラは一体?」
「自我を持ったAIが出来てしまった……と言ったら君は信じるかい?」


 困ったように言う芝原教授が切り出したのは、自我を持ったAIである舞花の存在。

「そういうことじゃ。困惑してるのはわかるが、なんとか理解してくれぬか」

 そんな彼女は、AIらしくもなく妙に老成した性格で、でも少し寂しがり屋。
 「友達」として交流を始める二人は不思議とウマがあって瞬く間に距離を縮める。
 これは、人間以上に人間らしいAI少女と内気な青年の交流と恋のお話。

異類婚姻譚 / 年の差 / 古典恋愛 / 日常 / 青春 / ラブコメ / 近未来 / 人工知能 / ほのぼの / 男主人公 / 未来 / ハッピーエンド / AI
短編 2022/07/15 18:31更新
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最終取得日時:2024/05/16 12:58
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