ハイファンタジー[ファンタジー]
業務スーパー帰りのおばさん、異世界へ行く
業務スーパーで大量に買い物をした帰り、四十代後半のおばさんは、買い物カートごと異世界へ飛ばされてしまった。
若返りはしない。魔法も使えない。持っているのは、カートいっぱいの食料と、長年の暮らしで身につけた生活の知恵だけ。
見知らぬ森をさまよっていたおばさんは、一匹の犬に案内され、洞窟へたどり着く。そこで暮らしていたのは、幼い兄妹だった。
行く当てもないおばさんは二人に食料を分け、その洞窟へ転がり込む。
拾ったのか。拾われたのか。
洞窟を住みやすく整え、家を建て、畑を耕し、町では汁物を売る。兄妹と犬から始まった暮らしには、いつしか行き場のない子供たちが加わり、五人の子供と一匹の犬が、おばさんの新しい家族になっていた。
ただ、皆で穏やかに暮らしたい。
それだけだったはずなのに、子供たちの過去を追った先で、おばさんは「保護」と称して子供を集める研究所の存在を知る。
番号で呼ばれ、薬を飲まされ、帰ることも許されない子供たち。
目の前にいる子供を放っておけず、おばさんは町の人々と共に研究所へ踏み込む。そこで明らかになったのは、地方の施設だけでは終わらない、王都中央研究所からの指示と隠蔽だった。
英雄ではない。
世界を救う使命も、国と戦うつもりもない。
子供たちを連れて家へ帰り、食事を作って、全員が安心して眠れる場所を守りたいだけ。
けれど、おばさんが暴いた事実と託された証拠は、勇者と吟遊詩人を巻き込み、遠く王都まで動かし始める。
これは、異世界へ転移した普通のおばさんが、食事と寝床と当たり前の暮らしを守った結果、いつの間にか国の暗部まで揺るがしてしまう物語。
R15 / 残酷な描写あり / 異世界転移 / ESN大賞11 / シリアス / ほのぼの / 女主人公 / 日常 / 集英社小説大賞7 / コメディ / 家族 / スローライフ / おばさん / アラフィフ / 異世界子育て / 料理 / 生活改善 / 児童保護
全403話連載中
2026/09/27 18:00更新
425,813字 (1056.6字/話) 27%
425,813字 (1056.6字/話) 27%
日間P
2
総合P
242
ブクマ
44
平均評価
9.06
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
38.64%
評価P
154
評価者数
17
週間読者
992
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/09/28 12:12
※googleにインデックスされているページのみが対象です