ホラー[文芸]
僕らは金属バットで口裂け女と対峙する。
東条朝陽が生まれてから十二年の間を過ごしてきた、『八雲町』にはなにもない。
かろうじてコンビニはあるが、全国チェーンの牛丼屋や中華料理屋、イタリアンレストランはない。
目立ったお祭りもなければ、郷土愛すらもない。
あるものと言えば、全国展開されている総合スーパーとシャッター商店街手前の寂れた商店街だけだ。
田舎と呼ぶには本物の田舎には失礼ではあるものの、『街』とは決して呼べない場所だ。
それでも、この町には西野日奈がいる。
名前の通り、お日様みたいな笑顔がかわいい、初恋の女の子がいる。
それだけで、朝陽にとってこの町は特別な町だった。
そんな初恋の女の子がいるだけのなにもない町で、朝陽と日奈は一人の女に出会った。
女は二人に訪ねる。
『わたし、きれい?』
日奈は答えてしまった。
そして、女は嗤った。
『これでも……?』
口元まで大きく裂けた不気味な笑みを浮かべて。
────口裂け女が、立っていた。
※こちらの作品は『カクヨム』にも掲載しています。
残酷な描写あり / 伝奇 / 青春 / 怪談 / 冒険 / 現代 / 口裂け女 / 金属バット / ロリショタ / 初恋
全3話完結
2020/09/02 07:00更新
43,301字 (14433.7字/話) 28%
43,301字 (14433.7字/話) 28%
日間P
-
総合P
294
ブクマ
38
平均評価
9.91
感想数
2
レビュー
0
評価頻度
57.89%
評価P
218
評価者数
22
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/09/20 01:30
※googleにインデックスされているページのみが対象です