異世界[恋愛]
押入れから王子が出てきましたよ?
「王子、いつも笑ってるんですね」
「人形だからだよ……」
高校一年の紬《つむぎ》は、ある日、押入れから、昔作った失敗作のフェルト人形が、よちよち歩いて出てくるのを見た。
「私は王子だ」
と名乗るその人形に、異世界に連れ去られた紬は、作りかけの人形をすべて完成させるように言われる。
この世界の戦いは、人間が人形に乗り移ってするものだからだ。
「ところで、お前の作ったこの身体、首が常時傾いている気がするのだが……」
「気のせいです」
「傾いて……」
「気のせいです、王子」
(この作品は、「カクヨム」「ベリーズカフェ」にも掲載しています。)
異世界転移 / 身分差 / 日常 / ラブコメ / ほのぼの / 女主人公 / 西洋 / 中世 / ハッピーエンド / 日帰り / 王子 / 女子高生
全9話完結
2019/03/07 10:19更新
15,229字 (1692.1字/話) 31%
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最終取得日時:2024/05/04 02:25
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