ヒューマンドラマ[文芸]
この勝負だけは――勝ちたい
藤井達也は日本将棋連盟が主催する奨励会員、その三段だ。
四十人弱が半年間リーグ戦で競い合って、昇段しプロになれるのはわずかに二人。
狭く険しい門をくぐり抜けるため将棋漬けの生活を送るが、足踏みを続け早十期になる。
奨励会は年齢制限があり、藤井はその制限一杯の二十六歳になっていたが、昇段の見える成績を上げていた。
時は九月十三日、奨励会三段リーグ戦の最終二局が行われる。
勝てば昇段、負ければ退会。
崖っぷちに立った藤井の結果は――。
シリアス / 将棋 / 文学 / スポーツ
短編
2015/12/06 23:41更新
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