異世界[恋愛]

「まずい」と騒ぐだけの毒見役は不要だと追い出されましたが、隣国王子の食卓を守ったら手放してもらえなくなりました

「穢れた血の孤児が王族の食に触れるな」


七年間、王宮の毒見役として「まずい」と言い続けた少女は、ある日追い出された。

誰も知らなかった。彼女が「まずい」と言うたびに足していた調味料が、食事に混ぜられた毒を中和していたことを。

辿り着いた国境の村の宿屋で、フィーアは初めて自分の料理を作った。

毎日通い詰める無口な旅の商人は、体調が悪そうなのに、フィーアの料理だけは「美味い」と言ってくれて——

彼の銀杯のワインを一口もらった時、フィーアの舌が反応した。

「……にがい」

※短編完結/追放/ざまぁ/溺愛

異世界転生 / 異世界転移 / ESN大賞10 / HJ大賞7 / 春チャレンジ2026 / 女主人公 / 内政 / じれじれ / 不器用 / 溺愛 / 追放 / ざまぁ / 身分差 / 令嬢 / 王子 / 料理 / 婚約
短編 2026/04/03 20:20更新
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最終取得日時:2026/09/02 12:16
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